個人事業主が法人化する際の税金メリット

個人事業主としてIT関連の仕事をしている方の中には、「このままの規模で、マイペースに仕事を続けていきたい」と考えている方もいれば、「将来的には大きな会社にしていきたい」と考えている方もいると思います。規模を大きくしたいと考えている方の中には、「どういったタイミングで、法人化したら良いだろう?」と迷っている方もいるのではないでしょうか。そんな時には、税金に関するメリットを知っておくと、法人化するタイミングなども判断しやすいと思います。

では、個人事業主が法人化した際に得られる、税金に関するメリットをご紹介しましょう。同じような仕事をしていても、個人事業主として仕事を進めるか、法人化するかによって、収入などに変化があります。それは、税金が変わってくるためです。個人事業主として仕事をする際には、所得税という扱いになりますが、法人化すれば法人税となり税負担が軽くなります。個人事業主の場合には、売上に対して所得税が課せられることになります。当然、所得が増えれば増えるほど、支払う税金も増えてくるということです。それほど、所得が多くないという方であれば支払う税金は少ないですが、ある程度の所得となっている場合には、かなり税負担が大きくなっているでしょう。

それに比べ法人化した場合には、法人税という扱いになり所得800万円を境に税率が固定されているため、所得が増えても税金がどんどん増えるという心配はありません。800万円以下の場合には、15パーセントという課税になりますが、800万円を超えた場合には25.5パーセントという課税になり、どちらも固定税率となります。個人事業主の場合、695万円から900万円以下の場合には23パーセント。900万円から1,800万円以下の場合には33パーセントという税率になりますから、どちらが得になるかが分かりますよね。
このように、個人事業主が法人化する際には利益によって税金へのメリットが大きくなります。